【お役立ちコラム】

Web広告、少額でも高効果が見込める理由

インターネットの検索サイトを開くと、検索ワードを打ち込む前から気になる商品の広告が表示され、「なんで!?」と驚くことがしばしばです。うっとうしいと思うこともありますが、魅力的な商品と出会って思わずポチッとしちゃうことも。ネットにアクセスしてWeb広告を目にしない日はありません。

 

いまや日本の広告費の4割以上がWeb広告

 

Web広告とは、Googleなどの検索エンジンの検索結果ページや、Webサイト、SNSなどインターネット上のメディアに掲載される広告のことです。

その市場規模は年々拡大しており、電通が2023年に発表した「2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、日本の総広告費7兆1,021億円のうちWeb広告費は3兆912億円に達し、いまや総広告費全体の43.5%を占めているとか。

 

Web広告のメリット

 

出稿する側にとっての大きなメリットは、年齢・性別・地域・興味などターゲットの属性を細かく絞って広告を配信できること。商材や目的ごと、広告を届けたいユーザーに向けた配信が可能です。また、新聞や雑誌といったマス広告に比べて低予算で始めることができます。

閲覧数やクリック数などが計測できるので広告効果を分析しやすいのもメリットの一つ。広告内容やターゲットの変更にも柔軟に対応できるので、配信後の反応や分析結果を見て、より効果的な内容に変えることも可能です。

デメリットといえば、Web広告にはさまざまな種類があるため、出稿する媒体の特徴を深く理解しなければ効果的な運用が難しいこと。また、計測データを多角的に分析するための知識も必要です。

 

始めやすいWeb広告は

 

Web広告には多くの種類がありますが、リスティング広告やディスプレイ広告など、広告主が運用する「運用型広告」は比較的手軽に始められるといいます。

●リスティング広告
GoogleやYahoo!などの検索サイトで、ユーザーが検索したキーワードに連動して検索結果画面に表示される広告です。表示されるだけなら費用はかからず、広告がクリックされると費用が発生します(クリック課金)。
リスティング広告は、検索する=ニーズがあるユーザーに向けて広告を出せるので、顕在層へのアプローチに効果的です。

●ディスプレイ広告
Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告です。テキストのほかに画像や動画も表示できるので、ユーザーの目を引きやすいのが特徴です。クリック課金のほか、表示回数に応じて料金が加算されるタイプがあります。
設定したターゲットに対して広告が表示され、広く潜在層へアプローチできるため、商品や自社の認知度アップなどに使われることが多いようです。

 

Web広告をうまく運用するコツ

 

すでにWeb広告を出している方の中には、「あまり効果が実感できない」と思われている方がいるかもしれません。Web広告を効果的に運用するには、次のようなポイントがあります。

・Web広告の目的とターゲットを明確にする
・目的・ターゲットに合わせて種類と媒体を決める
・目的達成の具体的な指標(KPI)を設定して効果測定を行う

初めのターゲット設定、目的に合う広告種・媒体の選定が大切で、さらに配信後は効果測定と分析をしっかり行います。クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が思うように上がらない時は、広告の内容や登録した検索キーワードを見直したり、画像やデザインなどクリエイティブを改善するといった対策を行い、PDCAを回すことで効果的に運用できます。

 

Web広告、企画・制作から運用までお手伝い

 

エデュプレスでは、Web広告の企画や制作、最適な媒体のご提案、測定値の分析まで、お客様のWeb広告の効果的な運用をお手伝いしています。

ある電子機器メーカーのお客様がWebサイトでフォトコンテストを企画された際は、エデュプレスでターゲットユーザーのペルソナ(仮想的な人物像)を設定し、Web広告を出すのに効果的な媒体をご提案。Google広告、DSP広告、SNS広告を使って運用したところ、多くの応募を集めることができました。また、これをきっかけに会社の認知度もアップし、お客様には大変喜んでいただけました。

また別のお客様の案件では、Google広告運用を始めて第一四半期の結果がCTR 7.02%、CVR 4.14%決して悪い数値ではありませんでしたが、広告運用内容をブラッシュアップすることで、第三四半期終了時にはCTR 9.06%、CVR 8.66%の成果を出すことができました。

Web広告にご興味のある方、Web広告の効果を上げたいと悩まれている方、まずはお気軽にご相談ください。
エデュプレスは、きっとお役に立てます。